麻雀の親決めのルールは簡単で、やっているうちに覚えられます

親決めの前に席決めをします


親決めをするには仮東が決まっていなければなりません。そこでまず席決めをしてそれを確定させる必要があります。ちなみに仮東はカリトンと読みます。まず麻雀卓の上に置かれている数多くの牌の中から、東南西北を1枚ずつ取り出します。それを伏せてかき混ぜ、それぞれ好きな牌を引きます。その結果として東を取った人が仮東で、好きな場所を選ぶことができます。反時計回りに南と西、北が座って席決めが完了です。日本語では東西南北といいますが、中国発祥の麻雀ではトン・ナン・シャー・ペーの順番になります。初心者は繰り返し口にすることで覚えていけます。また東が親、その他が子となります。アガリ続ければ親は連続で務めることができますし、アガリ点が高いです。そのため親で連チャンすると大量の点を獲得できます。

親決めの前に席決めをします
2つのサイコロを2回振って親を決めます


親決めは2つのサイコロを使うのがルールです。手積みの場合は麻雀卓上で手を使って振ります。全自動卓の場合には中央のサイコロ近くにあるボタンを押して転がします。最初にサイコロを振るのは、席決めで仮東になった人です。2つのサイコロを振って出た目の数だけ、反時計回りに進んだ人が仮親となります。このとき仮東は1としますので、2が出た場合には仮東の右隣の人が仮親となります。続いて仮親も振り同様に合計の数だけ進んで親が決まります。決まったら目印のマークを卓の向かって右隅に起きます。普通このマークは表に東、裏に南と書かれています。最初は表を上にして置き、南場に入ったら裏返します。東1局に親をすることを起家と呼びます。

2つのサイコロを2回振って親を決めます。
サイコロの目と席の関係は覚えましょう


親決めでサイコロを振るたびに数をかぞえながら席を指差すのは面倒くさいです。またその仕草が素人くさいから嫌がる人もいます。ですから数と場所の関係を覚えてしまうのが賢明です。振った人に戻るのが5と9で、右隣になるのが2と6、10です。正面になるのが3と7、11で左隣になるのが4と8、12です。繰り返しやっていると覚えてきますから、毎回指差しをするのはやめておきましょう。参考までですが1回サイコロを振って仮親や親になる確率は4人で等しくありません。本人が9分の2で右隣と左隣が4分の1、正面が18分の5です。本人がわずかに低く、正面がわずかに高いのです。そこも意識しながら参加すると早く覚えることができるでしょう。

親決めをする前に席決めをするルールです。東南西北の牌を1枚ずつ引いて、東になった人が仮親です。仮東がサイコロを振って仮親が決まり、仮親がサイコロを振って親が決まります。起家になったら麻雀卓の右隅に目印のマークを置いてゲームスタートです。